ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 325字|2002.12.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
捜査員5人ら半年停職
セブ市内で高級ホテル従業員五人が国家捜査局(NBI)の捜査員ら十五人に誤認射撃され重傷を負った事件で、中部ビサヤ地方の行政監査院はNBI中部ビサヤ地方局長と銃撃したうちの五人を六ヵ月の停職処分にした。「麻薬捜査中の違法行為に行政処分を課す証拠が十分ある」と説明した。五人は大量殺人未遂の罪に問われている。
一方、ウィココNBI局長は二十三日、今週中に内部調査の結果を明らかにすると約束した。同局長によると、捜査員以外に民間の秘密エージェント三人の名前が判明、民放テレビ局記者も含まれている。国家警察はこの三人も発砲した疑いがあるとして殺人未遂容疑で告発している。
捜査員らは麻薬密売人の車と誤認し約七十発を発砲した。 (25日・インクワイアラー)