ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2002.12.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中古車販売を擁護
中古自動車の輸入規制を求める声が高まる中、ミンダナオナ地方マギンダナオ州選出のディラガレン下院議員は十日、中古自動車の販売を強く擁護した。
同議員によると、ミンダナオ地方では、帰国したフィリピン人海外就労者(OFW)が、海外で稼いだ金を元手に中古自動車の輸入販売を始めるケースが多い。また、選挙区で走っている約九割の車両がOFWやマニラ在住の親せきが販売したものという。
「関連法に違反しない限り擁護したい。生計手段を奪ってはならない」と説明した。
国内にある大手自動車組み立て業者は、中古自動車部品輸入の全廃を要求。また、重量二・五トン以下のスポーツ仕様車やバンなどの中古車の輸入禁止を盛り込んだ法令の草案も出ている。