ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2002.12.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中絶の助産婦逮捕
国家捜査局(NBI)はこのほど、違法に妊娠中絶をしていたセブ市ラバンゴンに住む助産婦(68)を改正刑法および家族法違反の容疑で逮捕した。
同捜査局が内偵を進めて急襲、現場を取り押さえた。 助産婦はこれまでに十五歳から二十歳の女性数百人に違法中絶処置をした疑いがもたれている。
逮捕されたときは二十一歳の妊娠二ヶ月の女子大生に処置をしているところだった。女子大生は直ちに病院へ担ぎこまれ、手当てを受けた。助産婦の義妹など二人が手助けしていた。
女子大生とそのボーイフレンドは学業優先のため子供をおろしたかったという。
助産婦は調べに対し、中絶は行っていないと否定したが送検され、起訴された。(10日・ブリティン)