ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2002.7.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブの上半期犯罪約4千件
国家警察のまとめによると、セブ市で今年上半期に発生した犯罪件数は約三千八百件に上った。中部ビサヤ地方全体では約六千五百件で、セブ市はその六割を占めトップだった。当局は「セブ市での件数は予測していた数値」との見解を示した。
しかし、報告書は「中部ビサヤ地方は比較的平和で、悪名高い犯罪シンジケートによる犯罪はない」と述べ、「誘拐事件も早期に解決し、犯人も逮捕している」と評価した。
全発生件数のうち、約千三百件が解決済みという。
一方、麻薬売買については、セブが貿易や商業の中心地という地理的条件により、「違法薬物の市場であると同時に、麻薬商の取引の中心地になっている」との認識を明らかにした。(20日・セブデーリーニュース)