ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2002.7.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
小1男児、校内で殴られ死亡
セブ市の公立小学校に通っていた一年生の男児が上級生に頭部を殴られたことによる敗血症性ショックで二十二日、病院で死亡した。事件を目撃した同校児童によると、十七日朝、トイレの中で二年生三人が男児の体を押さえ、もう一人が石で頭部を殴っていたという。学校や市当局は事件の全容解明を急いでいる。
男児の両親によると、男児は事件から四日後、頭痛を訴え、「学校で殴られた」ともらした。担任の教師も左目にあざをつくっていた男児に事情をたずねていたが、「ゴキブリにかじられた」と話しただけだったという。市当局などはこの事件を深刻に受け止め、目撃者からさらに事情を詳しく聴き、学校の安全対策を強化するよう呼びかけている。(25日・サンスター)