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　ミンダナオビジネス評議会のビアン会頭はこのほど、「ミンダナオ地方で情報技術（ＩＴ）環境が整っているのはダバオとカガヤンデオロの二市だけ」との見方を示した。両市は電話のインフラが進むとともに、ＩＴ関連の投資も伸びているという。

　このほど開かれたミンダナオ情報コミュニケーション対策委員会会議で、同会頭はミンダナオ地方の地上電話の敷設率は百世帯あたり五世帯という低さで、全国平均（同九世帯）を下回っていることも問題点として指摘した。

　また、出席者からは「ＩＴのインフラ整備の不足はミンダナオのビジネス拡張計画の妨げになる」との懸念の声が上がり、早急にＩＴ環境を整備することで意見の一致をみた。（24日・サンスター）