マグロの独占販売で非難
[ 322字|2002.7.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ダバオ市の漁業関係者はゼネラルサントス市を拠点にする水産業者に対し、「ダバオ市内で輸出規格外のマグロの販売を禁止するのは市場の独占だ」と非難している。
ダバオ市の漁師がマグロの販売を禁止されてからマグロの値段は一キロ当たり八十︱百二十ペソに上がっている。また、ダバオ市議会は、同市トリルの漁港に外国船籍の漁船が入れなくなったのは同水産業者の圧力が原因という疑惑の調査に乗り出すという。
さらに同市議会は、海産物の輸入について規定した行政令の改正を求める決議案を大統領に提出する構えを見せている。行政令は、外国船籍の漁船から水揚げされた、輸出規格に合わない海産物は缶詰などの加工食品として売ることを定めている。(26日・インクワイアラー)