ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2002.5.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
優遇措置一本化へ
経済区庁(PEZA)や投資委員会(BOI)、クラーク開発庁などが別個に設定していた税控除などの投資家向け優遇措置が一本化される方向に傾き始めている。BOIによると、二〇〇二年第二・四半期中に関連法案が国会に提出される見込みだという。
このほどセブ市で行われた、投資家優遇策会議で「既存のBOI登録企業は、新法施行後も現行法で規定された優遇措置の行使も可能」と既得権を保証する一方、新法による投資家への便宜上乗せを示唆。複雑で進出先によって優遇策に格差がある、との投資家の批判に応えるという。
二〇〇二年にマクタン第二輸出加工区の第一・四半期の輸出額は前年同期比二七%減の五千百五十一万ドルと低迷。新規工場進出の確定も今年は三社のみ。