ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2002.5.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
多発強盗対策
セブ州マンダウエ市では、一月から四月二十日までに二十六件の強盗事件が報告された。発生件数は一月から四月まで、月別でそれぞれ二件、八件、六件、十件と推移。うち犯人逮捕にこぎ着けたのは七件のみだ。事件続発を受けて同市警察署はこのほど、地域総合保安計画を立案した。
計画では、企業の従業員を警察官がエスコートし、銀行からの現金輸送を警備するなど、同市内の事業者と協力して安全の確保に努める。また、事件のうち二件でバイクが犯行に使われたため、市内のバランガイ(最小行政区)事務所に車両登録を勧め、トライシクルの運転手の顔写真も登録されるという。
これまで、ビジネスマンや現金輸送車、ガソリンスタンドなどが標的となっている。(4月29日・サンスター)