ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2002.3.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
期限切れチョコで中毒
二月二十七日、ダバオ市で賞味期限切れの外国産チョコレートやキャンディを食べた小学生三百五十四人が腹痛を起こし、病院へ運び込まれた。幸い重傷者はいなかったが、ドゥテルテ市長は直ちに輸入チョコ、キャンディの販売禁止を命令。「それでも売る奴は射殺候補リストに載せる」とカンカン。
調べによると、ごみ回収業者が一九九五年から二〇〇〇年に掛けて賞味期限切れのオーストリア産チョコやキャンディを回収、これが一つ二ペソで売られたという。同市のオスメーニャ、サントニーニョ両小学校の児童がこれを買って食べ、腹痛を訴えた。
同市の保健当局とブナワン署で販売業者などから事情聴取しているが、使用された人工甘味料の変質が原因。(1日・インクワイアラー)