ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 297字|2002.3.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
受刑者6人脱獄
ボホール州にあるカルメン刑務所で二月二十五日午後十一時半ごろ、夜間勤務の看守が点呼した際に男性受刑者六人の脱獄が分かった。地元警察などが行方を追っている。
同刑務所によると、六人は十七︱四十四歳の受刑者で罪状は殺人や強盗、窃盗など。トイレ付近にある壊れかけの木製の窓を壊して脱獄を図ったとみられる。同じ監房の受刑者は「数日前から六人の態度がよそよそしかった」と話している。
同刑務所のペラルタ所長は「十︱十五人定員の監房に二十三人が入って過密だったのが脱獄の原因だろう」と述べ、当番の看守などから事情聴取中。
セブ市にある刑務所でもこのほど受刑者八人が脱獄したばかり。(2月26日)