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[ 326字|2000.11.23|社会 (society)|econoTREND ]
□各種TBレートが続落
20日に行われた大蔵省証券(TB)の入札で、各種TBのレートが先週に引き続き軒並み引き下げられた。91日物TBのレートの平均値が先週比0.925ポイント減の15.367%、182日物は同1.273ポイント減の15.749%、364日物同0.886ポイント減の15.977%となった。中央銀行が翌日物金利の引き下げを2001年1月から今年12月に繰り上げ実施する可能性が高まったことが今回の引き下げにつながった。応札額が161億ペソで、発行額は上限の35億ペソ。財務局は、金融市場が信頼を回復しつつあると判断、臨時の短期物TBのうち、42日物の発行を打ち切る方針を固めた。このため、91日物のレートが市中貸出金利設定の際の指標として再び用いられるもよう。