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[ 222字|2000.11.23|社会 (society)|econoTREND ]
□OFW送金などでペソ高
ブエナベントゥーラ中央銀行総裁は、フィリピン外国為替市場でペソ高傾向が続いている理由として、①比人海外就労者(OFW)による外貨送金②投機的な短期資本(ホットマネー)の流入——を挙げ、中銀がドル売りペソ買いを行っているとの一部報道を否定した。市場関係者は、大蔵省証券(TB)の購入に資金が流れ、その結果、ドルの思惑買いが抑制されていると説明。市場は弾劾裁判の成り行きを見守る状態で、来年1月ごろまではレートに大きな変化は生じないと予測している。