好ましくない業者
[ 323字|2014.9.22|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方のイロイロ会議場建設問題で、落札したヒルマルクス社は好ましくない業者だと批判する声が地元で出ている。左派系政党のリドン下院議員=政党リスト制=は9月初旬、落札経緯を調査するよう求める決議案を提出した。同会議場は総工費7億ペソで、ドリロン上院議長も一部資金を拠出している。
首都圏マカティ市の第2庁舎建設で経費の水増し疑惑が浮上し、ビナイ前市長=副大統領=らが矢面に立たされているが、ヒルマルクス社は、同事業の請負業者。同第2庁舎は22〜24億ペソの建築費がかかったとされている。
同会議場では2015年にアジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚級会議が開催予定で、13年7月には着工見込みだった。 (16日・ブレティン)