慰霊碑建設法案
[ 379字|2014.3.30|政治 (politics) ]
左派系の2下院議員が台風ヨランダの被災者追悼で慰霊碑を建設する法案を提出
左派系政党バヤンムナのコルメナレス、ザラテ両下院議員=いずれも政党リスト制=は29日、台風ヨランダ(30号)の被災者追悼のため、ビサヤ地方レイテ州タクロバン市に慰霊碑建設を求める下院法案第4100号を提出した。
法案によると、慰霊碑の土台にはタガログ、ワライ語のいずれか、あるいは両方の言語で「数千人の犠牲者を追悼する」「災害に強い国を作るため、国家の指導者は最大限の知識を導入し、国民を護らなければならない」などと刻み込む。自治体協力の下、公共事業道路省(DPWH)が慰霊碑建設を監督する。
コルメナレス議員は「国家災害対策本部によると、2月までに台風の死者は6201人、負傷者2万8626人に上っている。さらに、依然1785人が行方不明の状態だ」と被災状況を説明した上で、「近年では最大規模の被災。まるで黙示録の災害が訪れたようだ」と話した。