ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2013.7.15|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
酒販売、外出禁止繰り上げ
今月初めの就任以来、犯罪取り締まりで、強硬な姿勢を打ち出しているミンダナオ地方ダバオ市のドゥテルテ市長が今度は、酒の販売禁止時間と未成年者の外出禁止時間をそれぞれ、1時間繰り上げる方針を明らかにした。これに対し、ダバオ市商工会議所はとりわけ、酒販売禁止時間の延長について、飲食業者の意見を聴取する。
ダバオ市における酒類販売の禁止時間はこれまで、午前2〜6時。未成年者の外出禁止は午後9時〜午前6時。これを各1時間繰り上げる。
ドゥテルテ市長は「違反者は児童福祉法(共和国法第9344号)に逃げ込ませない。犯罪を犯した未成年者は逮捕し、釈放しない」と述べた。息子のパブロ副市長は、観光業への影響に懸念を示した。(11日、ビジネスワールド)