ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2012.7.23|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
サンボアンガ振興で決議
ミンダナオ地方西ミサミス州オロキエタ市で、19日まで2日間、第8回サンボアンガ半島経済会議が開かれた。最終日には、地域の経済振興へ向けて、政府に必要な施策の実施を求める15ページの決議文を採択した。
サンボアンガ半島地域を構成するのは、南・北サンボアンガ、サンボアンガシブガイ3州とサンボアンガ、イサベラ両市。
決議文は特に、慢性的な電力不足、中小企業向け融資の不足、治安の悪さに懸念を表明し、政府の対応を求めた。電力不足問題では、サンボアンガ市にあるサンラモン石炭火力発電所の操業開始を2015年から前倒し実施するよう提唱した。中小企業融資では、総額3億ペソに上る政府基金を全額拠出するよう求めた。 (20日、ビジネスデー)