ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 328字|2012.1.16|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
気象観測機器の導入を
科学技術省は、東ビサヤ地域の自治体に対し気象観測機器の導入を推進するよう奨励している。同省のキノニス地域広報担当によると、災害防止には自動気象観測装置(AWS)と自動雨量計(ARG)が不可欠としている。こうした装置の価格は1台当たり10万〜20万ペソ。「設置や技術指導では支援を惜しまない」と、同氏は話す。
同地域では,2010年中に同省の肝いりで10台のAWSが設置され、洪水頻発地域の南レイテには、同年11月に2台の水位計が配備された。気象庁も要所にARGの設置を始めた。同氏は「こうした機器の設置で、地域住民の非常時の避難誘導がきめ細かくできるようになる」と、各自治体での予算捻出を呼び掛けている。(11日、ビジネスウィーク)