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　ミンダナオ地方では、相次ぐ爆弾情報に国家警察が特別警戒態勢を敷いている。西ミンダナオ地域の統合警察作戦部隊（ＤＩＰＯ）のクー隊長によると、爆弾情報の背後にはバンサモロ・イスラム自由戦士（ＢＩＦＦ）と、東南アジアのテロ組織ジェマ・イスラミヤ（ＪＩ）が介在しているとみられ、その活動の抑え込みに躍起となっている。

　爆発計画は当初、12月のクリスマスに決行されるはずだったと、同隊長は話す。この情報を基に住民が多く集まる市街地や交通機関での取り締まりが強化された。４日には南コタバト州タンタンガン町の幹線道路で爆発物が見つかったが、同隊長は爆発物が当初、路線バスに仕掛けられる計画で、取り締まり強化がそれを防いだとしている。（10日、スター）