ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2009.9.7|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「公約は必ず果たす」
セブ市のオスメーニャ市長がこのほど、来年6月末の任期切れを視野に、「選挙公約は必ず果たす」と言明した。同市長はぼうこうがんの手術を行ったばかりだが、任期切れ後は下院議員選挙に出馬する公算が大きく、「公約実行」は下院議員ポスト確保に向けた戦術のひとつとみられる。
公約の一つが、住民数が4万7700人に達し、同市最大規模のグアダルーペ・バランガイ(最小行政区)の3分割。分割には中央選挙委員会などとの折衝、承認が必要だが、同市長は「必ず3分割を実現する」と強気だ。
もうひとつの公約はアロヨ大統領をセブ市の「養子」に迎えること。大統領の承認を得て、同市スポーツセンターで大々的な「養子縁組」式典を催したいとしている。(1日・サンスター)