ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 325字|2016.6.20|気象 災害 (nature)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
船座礁、サンゴ礁に被害
パナマ船籍の貨物船がセブ島北部の沿岸で座礁し、3ヘクタールにわたってサンゴ礁に被害を与え、沿岸警備隊が原因などを調査している。
座礁したのはパナマ船籍の貨物船ベルローズ(2万9104トン、乗組員20人)で、セメントを積んで日本からセブ島南部のサンフェルナンドに向かっていた。貨物船はダーンバンタヤン近くの沿岸の浅瀬で座礁したが、当時の天候条件は良く、警備隊では船長に海難報告書の提出を求め、原因を調べている。
同海域はダイビングのスポットとして人気があるほか、オナガザメの観測点としても知られている。警備隊によると、燃料漏れなどはなかったが、長さ480メートル、幅60メートルにわたりサンゴ礁に被害が出たという。(14日・インクワイアラー)