ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2016.6.20|気象 災害 (nature)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ラニーニャで行動計画
国連食糧農業機関(FAО)と農務省はミンダナオ地方などにおけるラニーニャ現象の影響を回避するため、農産物の品種改良などの行動計画を策定している。計画は早ければ今月中にも提出される見通し。
FAОフィリピン代表部によると、ミンダナオをはじめ全国にわたりラニーニャの影響を受けやすい地区を特定しており、農業生産の技術指導や財政支援など総合的な対応を検討している。
農業指導では、農産物の早期植え付けや過酷な気象条件に耐えられる品種改良などが主眼。担当者は「ラニーニャが到来する前に収入と農産物を確保するため、できるだけ早期の収穫が可能になるよう関係機関が農家の指導に当たる方針」と話している。(17日・スター)