台風ヨランダ(30号)
[ 341字|2013.11.28|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
ロハス内務自治長官、首都圏、セブ州への避難者増える中「地元で再建が一番」
台風ヨランダ(30号)の被災地ビサヤ地方レイテ州や東サマール州から首都圏やセブ州に避難する被災者が絶えない中、ロハス内務自治長官は27日、「地元で生活を再建するのが一番だ」と述べ、住民に出来るだけ被災地にとどまるよう呼び掛けた。
同長官は、自宅を失ったり生計を立てられなくなった住民が、被災地を離れるのを止めることはできないとした上で、離れてしまうと支援が困難になると説明した。
国連は、台風直撃後、1日当たり約5千人が被災地を離れていると推測している。
レイテ州タクロバン市のロムアルデス市長は27日、市内の状況は徐々に正常化に向かっているものの、公共の建物の大半が倒壊しているほか、市場も再開しておらず、再建には依然、課題が多いと述べた。電力もまだ復旧していない。