台風ヨランダ(30号)
[ 377字|2013.11.26|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
首都圏マカティ市が、市当局のクリスマスパーティー自粛を発表
台風ヨランダ(30号)でビサヤ地方各地が被害を受けたことで、首都圏マカティ市はこのほど、市当局のクリスマスパーティーと、恒例の年越しカウントダウンのイベントを中止すると発表した。
マカティ市のビナイ市長は「嘆き悲しむ被災者がいる中、祝祭を催すことは正しいことではない」と中止決定に理解を求めた。
カステロ下院議員=ケソン市=も、政府関係者によるクリスマスパーティーの自粛を促した。同議員は「私たちに慈善の心があるならば、相当な額を被災地支援に充てられるはず」とパーティー自粛の意義を強調した。
カトリック司教協議会(CBCP)のタグレ・マニラ大司教は「苦しむ被災者のためにも、祝宴は控えてほしい」と信者に訴えた。
また、ベニテス議員=西ネグロス州=は、全下院議員に対して、13カ月目の給与を返上し、被災者への義援金に充てるよう要望した。