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　台風ヨランダ（30号）襲来で壊滅的被害を受けたタクロバン市の市役所内で25日朝、小さなクリスマスツリーが点灯した。大統領府が同日発表した。

　大統領府によると、ツリーの大きさは約１メートル以下で、市役所内のテーブルに置かれている。小さなツリーは、役所を訪れる被災者を勇気づけているという。

　ツリーを設置した役所関係者は「楽しいクリスマスを連想させ、職員の士気も上がった」と話した。同市役所では例年、12月第１週にクリスマスの飾り付けを始めるが、台風被害を考慮し予定を早めたという。