台風ヨランダ(30号)
[ 333字|2013.11.14|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
レイテ、サマール両島以外での被災者数の抑制に成功とアキノ大統領が発言
アキノ大統領は12日、米テレビCNNのインタビューに応じ、台風ヨランダ(30号)の被災について、事前の避難勧告によって、レイテ、サマール両島以外の被災地で被災者数を低く抑えることができたと話した。
大統領は「比では少なくとも年間20の台風が通過するが、特に今年は最悪の年になった」と話した上で、「政府と国民は支え合って災害に立ち向かうことができている。政府の迅速な対応は、国民に安心感を与えている」と自ら政府の対応を擁護した。
また、タクロバン市だけでも、死者が1万人に上るとの地域自治体からの報告について、「被災地は災害に対して混乱した状況で、誤った試算を出してしまうことがある」と説明し、「政府では死者数は2千〜2500人ほどと考えている」と明かした。