台風ヨランダ(30号)
[ 377字|2013.11.12|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
日本が医療チーム24人を被災地に派遣。日本含む23カ国が支援表明
台風ヨランダ(30号)で甚大な被害を受けたフィリピンに対し、日本政府は11日、医師ら24人で構成される国際緊急援助・医療チームを派遣した。比外務省によると、同日までに日本を含む23カ国が義援金や救援物資などの支援を表明した。
在比日本大使館によると、援助・医療チームの派遣に先立ち、被害状況把握のため、外務省と国際協力機構(JICA)から1人づつ計2人が10日から調査に入っている。また、国連災害評価調整チームの一員として、別のJICA職員2人が現地入りした。
日本に加え、米国が沖縄の基地から海兵隊員90人と航空機、通信、輸送機器などを送り込んだ。救命や捜索活動、輸送など後方支援、千トンを超える食料支援などを行う。
中国も中国赤十字が10万ドルの義援金拠出を発表した。
23カ国に加え、欧州連合(EU)、国連も支援活動を始めている。