セブへの感染拡大で豚肉輸入量が増加へ
[ 289字|2023.4.5|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン食肉加工業者組合(PAMPI)によると、これまでアフリカ豚熱感染が確認されなかった中部ビサヤ地域のセブ島で新たに感染が判明した。そのため23年の比の豚肉輸入量が従来予測よりさらに増える見込み。アフリカ豚熱は、今回のセブでの感染確認で比のほぼ全土に広がっていることが明らかになった。PAMPIのプレシャス・ユー事務局長は「厳しい感染防止策を実施していたセブで感染が判明したことで、政府は豚肉の輸入拡大に踏み切らざるを得ない」としている。米農務省は最近、比の23年の豚肉輸入量予測を45万トンから60万トンに引き上げた。昨年の輸入量は57万5000トン。(3日・スター)