ОFW送金は4%増か 比中央銀行の22〜23年予測
[ 307字|2022.3.29|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行は、比人海外就労者(ОFW)らによる海外送金について、2022、23年はともに前年比4%の伸び率を維持すると予測した。
中央銀行は、比人海外就労者(ОFW)らによる海外送金について、2022、23年はともに前年比4%の伸び率を維持すると予測した。コロナ禍からの経済回復が世界各地で進み、比人の医療従事者や熟練建設労働者、家政婦などへの需要が拡大していることから、堅調に送金額も増えるとしている。21年の送金額は前年比5.1%増の349億ドルで、過去最高を更新した。これまでの10年間では年平均5.7%の伸びを示してきた海外送金だが、ジョクノ中銀総裁は「すでに比人労働者は世界中で相当数が就労しており、送金額も年間300億ドル水準に達していることから、今後も5〜7%の伸び率を維持することは難しい」との見方を示した。(28日・スター)