「犯罪ゼロ」でなかった
[ 320字|2015.5.11|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
パッキャオとメイウェザーの「世紀の一戦」が行われた3日、国民はテレビ観戦に夢中になるため、フィリピンの都市は「犯罪ゼロ」の日と思われたが、中部ビサヤ地域ボホール州では犯罪や火事が起きた。
ボホール市では当日午前8時、バイクで帰宅途中の56歳の男性が、数台のバイクに分乗した男たちに銃弾7発を撃ち込まれ、死亡した。また同州パングラオ町で午前10時半ごろ、34歳の男性が自室で首をつって自殺していたのを家人が発見した。無職で独身だった。世をはかなんでの自殺とみられる。午前1時半にはダウイス町で雑貨屋が全焼。被害は30万ペソだった。
「犯罪ゼロ」ではなかったが、ボホール州としては犯罪が一番少ない日のひとつだった。(5日・ブレティン)