577%の投資増
[ 330字|2015.1.19|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
カガヤンデオロ市を中心とする北部ミンダナオ地方で昨年の第3四半期の投資が前年比で577%と驚異的な伸びを示している。
一昨年の第3四半期の投資は8億ペソだったのに対し、昨年は54億2000万ペソと急増した。これまで北部ミンダナオでは電力不足が長い間懸案となっていたが、昨年後半に新たな発電所と送電施設が建設された。また新たな製鉄所も造られたことによって、投資が飛躍的に増えた。このほかカガヤンデオロ市周辺では商業ビルやコンドミニアム、病院なども昨年建設されるなど、大手による不動産投資も少しずつだが始まっている。
厳しい経済状況が続き、ブキドノンなどでは住民の流出も続いていたが、やっとミンダナオの北部一帯に光が差し始めた。(15日・ブレティン)