ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 293字|2012.4.9|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブの中東便ゼロに
航空業界筋によると、中東のカタール航空はこのほど、運航コストがかさむことを理由に、セブ市とカタールの首都ドーハを結ぶ週3往復の定期便運航を打ち切った。
この結果、セブと中東地域を結ぶ直行便はゼロとなった。中東や欧州からの商用、レジャー客だけでなく、中東で働くビサヤ地方出身者も影響を受けそうだ。カタール航空によると、週2往復飛ぶカタール〜マニラ直行便は続ける。
マニラ〜欧州間の直行便では、最後まで残っていたKLMオランダ航空が先頃、アムステルダム〜マニラ線の廃便に踏み切った。カタール航空と同様、フィリピンの高い航空税による高コストが廃線の理由だったという。(4日、スター)