ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 327字|2012.6.25|文化 スポーツ (culture)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
パッキャオが支援
フィリピンの国民的英雄、プロボクサーのマニー・パッキャオ下院議員が大規模な洪水被害を受けたミンダナオ地方サランガニ州を見舞った。
地元出身のパッキャオ議員は世界ボクシング機構(WBO)のタイトル防衛戦で、米国のティモシー・ブラッドリーに敗れたばかり。それでも、英雄の人気は相変わらずで、ジェネラルサントス空港から20台の車列を連ねて、被災した村に到着すると、人だかりができた。
パッキャオ議員は、被災1家族当たりコメ1袋と現金1万ペソを配り「これはブラッドリー戦のファイトマネーからです」と語った。同選手は個人的に被災者支援に乗り出した理由について「官僚組織の動きは遅く、公的な支援金を待っておれない」と述べた。(21日、インクワイアラー)