ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2012.6.25|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
南コタバト州に精米所
ミンダナオ地方南コタバト州サントニーニョ町に、フィリピンで4番目の精米センターが建設されることになった。総工費2400万円をかけて、1年以内に完成する。アルカラ農務長官が明らかにした。
南コタバト州内の米作農家は刈り入れのピーク時や、雨期のもみ乾燥に問題を抱えており、この問題を解消し、増産につなげるのが新センターの目的。建設予定地を視察したアルカラ長官は「この場所はゴミ捨て場だった。今度の計画で農産物取引センターに変身すると思う」と語った。
農務省は完成後、運用費用に600万ペソを支出する方針で、同省高官は「建設費だけでなく、運用予算も付けるという意味で、従来の農業支援と異なる」と述べた。(19日、ビジネスワールド)