「南シナ海対応のため同盟強化を」 初の司令部訪問後に大統領
[ 832字|政治 (politics) ] 無料マルコス大統領が比大統領として初めて米インド太平洋軍司令部を訪問。その後の講演では、南シナ海での緊張激化に対応するため、同盟国、友好国間の安保連携を拡大・強化する必要性を訴えた
マルコス大統領は比時間20日、比大統領として初めてハワイの米インド太平洋軍司令部を訪問し、同軍のアキリーノ司令官らと安全保障情勢について意見を交換した。また、日本による真珠湾攻撃で千人以上の将兵と共に撃沈され、現在海上の慰霊施設となっている戦艦アリゾナ記念館にも訪れ献花を行った。その後、米国防省傘下のアジア太平洋安全保障研究センターで講演し、「南シナ海での緊張が激化する中、同盟国、友好国の連携を拡大・強化する必要性が高まっている」と訴えた。