首都圏と近郊に感染集中 地域別新型コロナ状況 中央ビサヤも死亡率はワースト
[ 864字|社会 (society) ] 有料首都圏と近郊で全感染者の89%
フィリピンにおける新型コロナウイルスの感染者・死者はマニラ首都圏とその近郊に集中し続けている。ドゥテルテ政権は3月下旬にマニラ空港、クラーク空港ともに国内線の運航を全面停止、客船や長距離バスなどの運航も停止させたため地方への感染拡大が抑えられた可能性もある。ウイルスとの戦いの「主戦場」は今後の首都圏とその近郊になりそうだ。ただ、比第2の都市セブがある中央ビサヤ地方も感染者の死亡率が全地域中最も高くなっており、引き続き厳重な警戒が必要な状況だ。