貧困統計
［ 926字｜社会 (society) ］ 有料政府の貧困世帯調査によると2012年の貧困率は19・７％でわずかに改善も、地域格差は鮮明化
国家統計調整委員会（ＮＳＣＢ）はこのほど、２０１３年貧困統計を発表した。全国の世帯で毎月の生活に最低限必要な生活費をまかなえない世帯の割合を示す貧困率が12年で19・７％になり、前回調査の09年の同20・５％に比べ０・８ポイント減と若干改善した。しかし、09〜12年の３年間の平均経済成長率は６％に達し、アキノ政権も貧困対策を重視する姿勢を打ち出しているにもかかわらず、貧困解消が十分に進んでいない現状を示した。また、首都圏で２％台と低水準を維持する一方、イスラム教徒自治区（ＡＲＭＭ）では48・７％まで貧困率が悪化するなど、地域格差がさらに顕著になった。
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