国籍確認訴訟
[ 1093字|社会 (society) ] 有料最高裁、比日夫婦の嫡出子15人の国籍確認訴訟で上告棄却判決、原告敗訴確定
結婚した比日夫婦の間に生まれながら、期限内に出生届を出さなかったため、日本国籍を喪失したフィリピン国籍の嫡出子(婚内子)が国籍確認を求めた上告審判決が10日、最高栽第3小法廷であった。大谷剛彦裁判長は「国籍法12条で定めた国籍留保規定は憲法に違反しない」とする初判断を示し、原告の訴えを棄却した。第1陣の提訴から5年1カ月、原告敗訴が確定した。裁判官5人の全員一致の意見。