遺骨盗難被害
[ 1382字|社会 (society) ] 有料洞くつ墓地での遺骨盗難被害で先住民族、政府機関による調査実施を正式要請
ルソン地方東ミンドロ州南部に点在する先住民族ハヌノオマンギャンの洞くつ墓地から大量の遺骨が盗まれた問題で、同民族の住民組織PHADAG(アニュウ・ルバグ代表)は14日までに、日本政府による旧日本兵の遺骨収集事業と遺骨盗難事件の関連性などを調査するよう、大統領府先住民族委員会(NCIP)に正式要請した。日本側では、厚生労働省が同様の調査実施を検討しており、比日双方で遺骨収集事業をめぐる調査が始まる見通しとなった。