徴税で苦肉の策
[ 1152字|政治 (politics) ] 有料税収増を目指す国税局が「地下経済」に課税の網。国会議員や庶民は猛反対
国税局はこのほど、税収増を図るため、サリサリストア(雑貨店)や公設市場の商店主に加え、トライシクル、ペディキャブ(3輪乗合自転車)などの運転手に対しても領収書の発行を義務づけ、所得税課税を目指す新方針を明らかにした。労働人口の約40%がこのような零細自営業に属しているといわれ、徴税の網の目から抜け落ちた「地下経済」に、新政権は果たしてメスを入れることができるのか。国会議員らは一斉に反対の声明を出し、街中でも零細自営業者らから怒りにも似た批判の声が出ている。