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　アンガットダム（ルソン地方ブラカン州）の水位低下で首都圏西部を中心に約４２０万人が水不足の影響を受ける中、終日断水が続くケソン市の一部地域では、飲料用にも雨水を使うなど、住民たちの雨頼りの生活が続いている。給水車の巡回配給などによるわずかな水を工夫して節約するものの、水量は絶対的に不足しており、洗濯や水浴びもできず衛生環境が悪化。水をめぐる住民間のトラブルも発生しており、庶民の日常生活はぎりぎりの状態だ。