比人射殺事件
[ 1383字|社会 (society) ] 有料殺人容疑で拘束された日本人男性、事件前から収入源失い、自殺覚悟し遺書残す
ルソン地方パンパンガ州サンフェルナンド市で、義子のフィリピン人男性(22)を射殺したとして、殺人容疑で拘束された日本人男性(60)‖本籍・山口県‖は二〇〇七年十二月ごろから、唯一の収入源だった家賃収入を失い、親類の比人らの中で孤立無援の状態に追い込まれていた。〇八年一月に入り、経営していたアパートや自宅の処分を試みたが、いずれも比人妻(40)名義で登記されていたため売却は難航。事件前日には「(土地などを担保にした)借金を断られた。死ねと言われたに等しい」などと書かれた電子メールを日本人の知人に送り、自宅には自殺をほのめかす遺書も残していた。