鳩山法相答弁
[ 1950字|社会 (society) ] 有料邦人感電事故に関連し鳩山法相が衆院予算委で答弁。「網出したがチョウは捕らず」
二〇〇六年十二月、鳩山邦夫衆院議員=現法相=の「チョウ鑑賞」に同行した在留邦人が、ルソン地方カビテ州の自然保護区内で高圧電線に触れ約五カ月後に死亡した事故に関連して、鳩山法相は二月二十五日、衆院予算委員会で民主党の笹木竜三議員=比例北陸信越ブロック(福井一区)=の質問に答えた。保護区内における「チョウ観察」に関し、同法相は「網を出したが、トラブルがあってはいけないと思い、結果的に採取しなかった」と述べ、捕虫網を保護区内で取り出したことは認めたが、比国内法で禁じられている野生チョウ採取については否定した。邦人の感電については「人生で初めてのような恐ろしい事故の現場に立ち会う形になった」と振り返った。(2面に関連記事)