NBN疑惑
[ 1255字|社会 (society) ] 有料最高裁、聴聞会でネリ氏が核心部分の回答を拒否できる行政府特権を認める
ブロードバンド網(NBN)構築事業の不正受発注疑惑に関する上院聴聞会での証言拒否をめぐる裁判で、最高裁大法廷は二十五日、疑惑の核心につながる三項目の質問についてネリ高等教育委員長=前国家経済開発庁長官=が回答を拒否できるとする行政府特権の行使を認める決定を下した。また、聴聞会を欠席した同委員長に対し上院が「侮辱行為」として逮捕状を発行した点ついては、「専横的かつ軽率な行為」と断じ、同発行を無効とした。