ルシオ・タンPAL会長 エア・フィリピンに触手
[ 694字|社会 (society) ] 有料航空業界再編の口火か
証券取引委員会で会社再建の可否が検討され経営危機に直面しているフィリピン航空(PAL)のルシオ・タン会長が、急成長中のエア・フィリピン社への経営参加に意欲をみせている。一九九〇年代半ばにPALの独占体制を崩した「航空業の自由化」で新規参入が続き、過当競争状態にある業界再編の口火となるのではと注目されている。
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証券取引委員会で会社再建の可否が検討され経営危機に直面しているフィリピン航空(PAL)のルシオ・タン会長が、急成長中のエア・フィリピン社への経営参加に意欲をみせている。一九九〇年代半ばにPALの独占体制を崩した「航空業の自由化」で新規参入が続き、過当競争状態にある業界再編の口火となるのではと注目されている。