円借款で最後通告
[ 1474字|政治 (politics) ] 有料比政府、5年近く棚上げ状態の円借款事業で日本に最後通告。年内の方針明示を要求
日本政府が二〇〇三年、二十六次円借款として供与表明したアグノ川統合かんがい事業(供与予定額百五十二億円)の借款契約未締結問題で、フィリピン政府はこのほど、〇七年末までに契約締結の可否や時期について日本側が明確な方針を示さない場合、契約締結を断念して円借款に代わる財源の確保を目指すと日本政府に通知した。アロヨ現政権にとって同事業は最優先事業の一つ。供与表明から五年近く、約束を履行しようとしない日本政府の態度にしびれを切らして最後通告を送った。