エドガル・ガクタン新司教インタビュー(下) 次世代の育成に挑む
[ 2322字|社会 (society) ] 無料教会が抱える高齢化や信者減少、次世代への継承や国際化といった課題を語る
今月19日に仙台教区の司教に正式に就任したエドガル・ガクタン氏(57)は日本で2度の大震災を経験している。大阪教区の金剛教会・三日市教会での助任司祭時代だった1995年1月17日に阪神淡路大震災が発生した時はたまたま大阪の青年たちとフィリピンでワールドユースデー(世界青年の日)に参加していた。「現地のテレビで神戸市長田区が燃えているのをみました」と衝撃を受けたガクタン氏は、帰国後、その長田区にあり震災で全焼した、たかとり教会でボランディア活動に従事している。