比日経済連携協定
[ 1161字|経済 (economy) ] 有料看護師らの日本就労は競争率12倍超。992人が審査通過も提出書類の真偽は未確認
比日経済連携協定(EPA)に基づく比人看護師・介護福祉士の日本就労希望者公募で、送り出し機関の海外雇用局(POEA)は三日までに、少なくとも約六千人(看護師約二千人、介護福祉士約四千人)の応募があったことを明らかにした。二〇〇九年度の日本側受け入れ枠は最大五百人(看護師二百人、介護福祉士三百人)で、競争率十二倍超の狭き門。これまでに約千人が事前審査を通過し、POEA担当者は「訪日までの日程は決まっており、大急ぎで審査をした」と、うれしい悲鳴を上げている。しかし、応募書類の真偽などは未確認なままで、今後、審査の甘さが問題になる可能性もある。