ミンダナオ情勢
[ 1240字|政治 (politics) ] 有料モロ・イスラム解放戦線との和平交渉で政府、政府側交渉団の解団を正式発表
イスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)との和平交渉で比政府は三日、政府側和平交渉団(ガルシア団長)を解団したと発表した。大詰めの段階を迎えていた和平交渉は、最終主要議題「父祖伝来の土地認知」問題をめぐって難航し、最高裁の覚書署名差し止めにより、八月半ばごろから国軍とMILFの戦闘が激化する事態にまでに発展した。今回の政府側の措置で、戦闘が再び激化する可能性もあり、交渉中断の状態が長期化することは必至とみられる。