ミャンマーに売られた比人が虐待被害
[ 291字|2024.06.20 ]
出入国管理庁は17日、人身売買でミャンマーで働かせれていた比人男性1人が帰国したと発表した。被害者は身体的暴行のほか、食事を与えないなどの虐待を受けていたという。被害者はマカオで働くきょうだいに会うためとして出国。マカオで働く比人のためのフェイスブックグループである比人に出会い、その人物に中国企業を紹介され、マカオからバンコク行の便に乗り、海路でミャンマーに移動。しかし勤め先では、暴行や電気ショックを使った拷問を受けながら、無賃労働を強いられた。半年後別の会社に異動したが、1日16時間の労働を強いられた。被害者は中国人職員を襲って追放され、自費で帰国した。(19日・テンポ)